福島県立ふくしま新世高等学校
校長あいさつ
福島県立ふくしま新世高等学校のホームページにアクセスしていただき、誠にありがとうございます。また、平素から本校教育に対しまして、ご理解・ご支援を賜り、心より感謝申し上げます。
本校は、「福島県立保原中学校」を前身とする「福島県立保原高等学校定時制課程」と「福島県立福島第二高等学校」を前身とする「福島県立福島中央高等学校」の二つの学校の素晴らしい伝統と校風を継承する、県北地区唯一の定時制普通科高校「福島県立ふくしま新世高等学校」として令和4年度に統合・開校し、今年度で3年目となりました。
本校は、これまでの夜間部を継続しつつ、県内初となる夕間部を新たに導入し、二部制の定時制高等学校となりました。また、単位制や通常四年間のカリキュラムを三年間で修得できる三修制を導入することで、進学から就職まで、幅広い進路希望に応える学校となりました。「自立・協働・創造」の校訓の下、自立的・主体的に行動し、多様な仲間と協働しながら、新たな未来を切り開き、社会に貢献できる人材を育成するため、生徒一人ひとりを大切にする丁寧できめ細やかな教育を展開して新たな伝統を創ってまいります。
このような教育方針の下で学ぶ生徒たちを象徴しているのが校章に用いられている「つばき」です。この渡利地区は、椿が自生する土地であり、地区の南側に位置する弁天山も通称「椿山」と呼ばれております。椿は、百年の冬も持ちこたえる強さを持ち、厳しい冬を乗り越え、春に花を咲かせることから、この新たな学び舎に通う生徒には「めまぐるしく激変する社会の中でも強くたくましく生きてほしい」という願いが込められております。
終わりに、これからも地域の皆様の期待と信頼に応える学校であり続けるよう努力してまいりますので、今後とも、変わらぬご支援をお願いして校長あいさつといたします。
令和6年4月
福島県立ふくしま新世高等学校長
味原 正美
令和4年4月 開校